こんにちは、杉野です。
昨日からまた少し雪がちらほら舞い始めたようですが、今日はいい天気ですね。
今日は、ウチの会社にある「木の家の、実験グッズ」の中から

「カビの繁殖実験」をご紹介します。
実はウチの会社内で、パン屋さんから買ってきたパンに、わざわざカビを生息させて展示してあるんです。
この実験は、木の家、とりわけ桐で出来た部屋の調湿性能(湿気を吸ったり吐いたりする作用)とか防虫効果を、目で見ていただく実験なんです。
左側はビニールクロスと合板の床で出来た部屋。(今の新建材を使った家)右側が桐の床材と壁材で内装を仕上げた部屋(ウチが建てる木の家)を再現したものです。
それぞれの部屋の中に、食パンと水を入れてカビを繁殖させてみました。
今年の仕事始めの1月5日からそれぞれ20日経過した状態です。
左の新建材で出来た部屋は結構カビが生えてきましが、
右側の桐の部屋は全くカビが生えてません。
桐などの無垢材には、調湿性能があって湿気を60%前後に保ってくれているんです。
特に桐材にはタンニンという成分が含まれてて、
写真の桐の木のすこし黒くなっている部分がタンニンという成分です。
桐は、湿度が高いとき、空気中の湿気を吸ってくれて、
乾燥してきたら、湿気を吐き出します。
その時に表面にタンニンを出してきます。
昔、おばあちゃんの桐のタンスがだんだん真っ黒になってくるなんて話、聞いたことありませんか?
それがタンニンという成分なのです。
しかし現在、市販されてる、ほとんどの工務店さんが使用してる、
建築資材としての桐材は、タンニンを漂白して、なくしてしまってるのがほとんどです。
それは、タンニンが表面に発生して黒くなってくると、

カビが出たとか、シミが出たとかというクレームなってしまうから、わざわざ漂泊してるんです。
私たち夢ハウスが使ってるこの桐材は、何度も桐の原板をお湯につけてシブ抜きはするんですが、タンニンをある程度残してて、それを押入やクローゼットなどの収納部分の材料として使ってます。
だから、多少黒くなってきますが、タンニンが大事な洋服や布団をカビから守ってくれるんです。
カビが繁殖しにくくなる環境を作ってくれる、これが桐などの無垢材が持っている大事な防虫効果なんですね。